台湾で7月に開かれた第1回世界ろう者ユース卓球選手権大会と第4回世界ろう者卓球選手権大会で活躍した、益田中3年の山田萌心(もえみ)選手(14)=島根県益田市=と、浜田ろう学校中学部2年の佐々岡希花(ののか)選手(13)=同=が1日、島根県…

 台湾で7月に開かれた第1回世界ろう者ユース卓球選手権大会と第4回世界ろう者卓球選手権大会で活躍した、益田中3年の山田萌心(もえみ)選手(14)=島根県益田市=と、浜田ろう学校中学部2年の佐々岡希花(ののか)選手(13)=同=が1日、島根県庁で丸山達也知事から県功労者表彰を受けた。

 山田さんは、卓球選手権女子団体での金メダルなど、両大会で5個のメダルを獲得。佐々岡さんはユース卓球選手権女子シングルスでの金メダルを含む3個のメダルを獲得した。

 山田さんは「頑張って強豪に勝ち、5個のメダルを獲得できてうれしかった」、佐々岡さんは「初めての世界大会で緊張したが、練習の成果を生かして金メダルを取ることができた」と振り返った。

 2人は来年1月にブラジルで開かれるユースデフリンピック出場を目指し、さらに練習に励みたいと意気込んでいる。

 丸山知事は「2人の活躍は島根でスポーツをする人たちへの励みになった。これからも頑張って」と激励した。(大村治郎)