兵庫県西宮市から神戸市へ本拠地を移転させたプロバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の「神戸ストークス」は3日、神戸ポートミュージアム(同市中央区)で2023~24年シーズンの新体制を発表した。新加入の3人を含む選手13人のうち12人が…

 兵庫県西宮市から神戸市へ本拠地を移転させたプロバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の「神戸ストークス」は3日、神戸ポートミュージアム(同市中央区)で2023~24年シーズンの新体制を発表した。新加入の3人を含む選手13人のうち12人が参加。集まったファンに選手が意気込みを語ったり、記念写真を撮ったりした。

 収容人数などの問題から神戸への移転を決め、7月にチーム名を西宮ストークスから変更させた。25年4月、神戸港の「新港第2突堤」に完成予定の新アリーナを本拠地にする。完成までの期間はポートアイランドのワールド記念ホールを本拠とし、同ホール開幕戦となる10月25日と28、29日の3試合で計1万5千人の観客数を目指している。

 この日はファン約80人が集まり、チアリーダーズがダンスを披露した後、選手が一人ずつ紹介されて壇上へ上がった。森山知広ヘッドコーチ(39)は今シーズンのコンセプトとして「タフネス(強靱〈きょうじん〉さ)」を掲げ、「身体と精神で共にタフなチームになり、最後まで諦めずに戦い抜きたい」。神戸市中央区出身の道原紀晃主将(33)は「チームを一つにまとめて、キャプテンとして引っ張っていきたい」と抱負を語った。

 チームの昨シーズンの成績はB2で29勝31敗。プレーオフに進出したが、B1復帰は果たせなかった。(森直由)