男子バスケットボールのワールドカップが日本などで開催されるなか、「バスケの街」でまちおこしをする秋田県能代市の「能代バスケミュージアム」で、30年ほど前の日本代表のユニホームを展示している。自由に試着もでき、観光客らに人気だ。 高校バスケ…

 男子バスケットボールのワールドカップが日本などで開催されるなか、「バスケの街」でまちおこしをする秋田県能代市の「能代バスケミュージアム」で、30年ほど前の日本代表のユニホームを展示している。自由に試着もでき、観光客らに人気だ。

 高校バスケットの強豪、能代工(現能代科学技術)出身の関口聡史さんが今月、日本代表時代に着たユニホームをミュージアムに寄贈した。

 関口さんは身長206センチで、バスケットを題材にした人気マンガ「スラムダンク」に登場するキャラクター「河田美紀男」のモデルになったとされる。スラムダンクの単行本1巻では、今回展示しているものと同じデザインのユニホームを着た主人公「桜木花道」が描かれている。

 学生時代にバスケットに打ち込み、スラムダンクの大ファンだという川崎市の女性(25)は、帰省中に初めてミュージアムを訪問。ユニホームを試着すると、大きすぎてまるでワンピースのようになり、「日本代表選手の体の大きさを実際に体感できて、びっくりです」。(滝沢隆史)