男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツは29日、10月のリーグ開幕を前に新ユニホームを発表した。2026~27年シーズンから始まる新1部リーグ(Bプレミア)参入がかかった今シーズン。Bプレミアに向かって一丸で…

 男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツは29日、10月のリーグ開幕を前に新ユニホームを発表した。2026~27年シーズンから始まる新1部リーグ(Bプレミア)参入がかかった今シーズン。Bプレミアに向かって一丸で挑む力強さを表現したという。

 秋田市の練習場で開かれた会見には、モデル役として新ユニホームを着た古川孝敏主将(35)と田口成浩選手(33)が登場し、水野勇気社長(40)がデザインコンセプトを説明した。

 古川主将が着たホーム用はピンク色、田口選手が着たアウェー用は白が基調。いずれも脇の部分に黒とゴールドのラインを縦に入れた。黒のラインは力強さを表現。ゴールドのラインは勢いよく育つ稲穂をイメージし、Bプレミアを目指し勝ち進む決意を込めた。

 「身の引き締まる思い。目標に向けてしっかり戦っていきたい」と古川主将。昨季のけがから復帰した田口選手は、「久しぶりにユニホームに袖を通すことができ、感謝の思いでいっぱい。このユニホームを汗だくにするくらいの気持ちで戦いたい」と話した。

 Bプレミアに参入するには、昨季と今季のホーム戦の平均入場者数4千人を達成するなどの条件がある。(井上潜)