プロバスケットボールBリーグの新潟アルビレックスBBは28日、2部(B2)に降格して迎える2023~24年シーズンの新体制を発表した。主力が抜けるなど所属12人のうち8人が入れ替わる。新たに指揮を執るケイシー・オーウェンズヘッドコーチ(H…

 プロバスケットボールBリーグの新潟アルビレックスBBは28日、2部(B2)に降格して迎える2023~24年シーズンの新体制を発表した。主力が抜けるなど所属12人のうち8人が入れ替わる。新たに指揮を執るケイシー・オーウェンズヘッドコーチ(HC)はB1復帰へ「展開の速いバスケット」を掲げた。

 新シーズンは10月に開幕。チームは7日にホームのアオーレ長岡で越谷アルファーズと開幕戦を戦う。新体制では、昨季の得点源だったロスコ・アレンやコフィ・コーバーンらが退団し、所属18季目となる池田雄一や、2季ぶりに復帰して主将を担う大矢孝太朗らがチームを引っ張る。

 この日の記者会見でチーム運営会社の川上明社長は、「1年でB1に戻るため選手とブースター(ファン)の力を一つにして戦う」と話した。

 会見では、26~27年シーズンに始まる新リーグでB1にあたる「Bリーグ・プレミア」(Bプレミア)への参加を目指す考えも改めて強調。参加要件の一つである平均入場者数4千人を満たすため、まずは3千人を目標に据える。目標達成に向け、すべて自由席とするホーム3階席での小学生以下の観戦は全試合とも無料とすることを明らかにした。(白石和之)