バスケットボールの男子ワールドカップ(W杯)が25日、日本(沖縄アリーナ)、フィリピン、インドネシアの3カ国共催で開幕した。1次リーグE組の日本(世界ランキング36位)はドイツ(同11位)に63―81で敗れた。27日にフィンランド(同24…

 バスケットボールの男子ワールドカップ(W杯)が25日、日本(沖縄アリーナ)、フィリピン、インドネシアの3カ国共催で開幕した。1次リーグE組の日本(世界ランキング36位)はドイツ(同11位)に63―81で敗れた。27日にフィンランド(同24位)、29日にオーストラリア(同3位)と戦う。32チームが大会に参加し、9月10日の決勝まで計92試合がある。日本はアジア最上位になれば、来夏のパリ五輪出場権を得る。

 日本の先発は、渡辺雄太(28)=サンズ=、富樫勇樹(30)=千葉J=、ホーキンソン・ジョシュ(28)=SR渋谷=、馬場雄大(27)=無所属=、原修太(29)=千葉J=。第1クオーター(Q)を終えて、日本11―23ドイツ。

 日本は馬場が得点を重ね、渡辺が3点シュートを決めるなどしたが、シュート成功率でドイツを上回ることができず。前半は31―53で折り返した。

 後半、日本はエースの渡辺が得点を重ねるなど、息を吹き返した。第3Qのスコアは16―16とタイ。47―69として、最終第4Qに突入した。

 富永がこの試合初得点を挙げるなど追い上げたが、63―81で敗れた。

 渡辺が日本最多の20得点を挙げた。