8月25日、フィリピン、日本、インドネシアの3カ国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開幕。フィリピンのマ…

 8月25日、フィリピン、日本、インドネシアの3カ国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開幕。フィリピンのマニラで行われる1次ラウンドのグループDではモンテネグロ代表(FIBAランキング18位)がメキシコ代表(同31位)と対戦した。

 モンテネグロはニコラ・ブーチェビッチ(シカゴ・ブルズ)が試合開始約3分間でチームの9得点中8得点を挙げる滑り出し。エースはリバウンドやアシストも記録し、チームは19-19の同点で最初の10分間を終えた。

 4-0のランで始まった第2クォーターは一時リードを許したが、28-29で迎えた残り4分30秒にブーチェビッチが3ポイントシュートを成功。ボージャン・ドゥブリェビッチ(バレンシア・バスケット)も続くと、得点を重ねて48-39と9点のリードを奪った。

 第3クォーターは16点差まで広げた時間帯があったものの、68-58と10点差で終了。それでも、最後の10分間は試合終了残り2分45秒に喫した失点を最後に、相手を無得点に抑え、91-71と20点差に突き放して快勝した。

 ブーチェビッチが3本の3ポイントを含む27得点に10リバウンド1アシスト1スティール2ブロックの活躍でチームをけん引。モンテネグロは27日にエジプト代表(同55位)、29日にリトアニア代表(同8位)と対戦する。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド グループD(@マニラ)試合結果

メキシコ代表 71-91 モンテネグロ代表

MEX|19|20|19|13|=71

MNE|19|29|20|23|=91

【動画】ブーチェビッチが華麗な3ポイントシュートを披露