来夏のパリ五輪出場を目指す7人制女子ラグビーの日本代表候補の選手たちが山口県長門市で合宿を行っている。18日に練習の様子が公開され、歓迎式が開かれた。 同市のヤマネスタジアム俵山で開かれた公開練習に、代表候補の20人が参加した。そのうち5…

 来夏のパリ五輪出場を目指す7人制女子ラグビーの日本代表候補の選手たちが山口県長門市で合宿を行っている。18日に練習の様子が公開され、歓迎式が開かれた。

 同市のヤマネスタジアム俵山で開かれた公開練習に、代表候補の20人が参加した。そのうち5人が同市に拠点を置く「ながとブルーエンジェルス(BA)」の選手たちだ。鈴木貴士ヘッドコーチらの指導の下、2チームに分かれて実戦形式の練習などで約2時間、汗を流した。

 スタジアムであった歓迎式で江原達也市長が「オリンピックの出場権を勝ち取ってほしい」と激励。地元企業や農協が生産する長州どりや長門ゆずきちなどの特産品が贈られた。

 11月に北九州市でパリ五輪のアジア予選がある。ながとBAの所属で日本代表の主将を務める平野優芽選手(23)は「まずは五輪の出場権を獲得し、メダルも狙いたい」と意気込みを示した。合宿は22日まで。(水田道雄)