島根県雲南市の加茂B&Gレスリングクラブの小学生2人が、7月に三重県四日市市であった第40回全国少年少女レスリング選手権大会で優勝した。 雲南市立斐伊小学校6年の吾郷綺咲(あやさ)さん(12)は、女子6年53キロ級に出場。決勝で逆転勝ちし…

 島根県雲南市の加茂B&Gレスリングクラブの小学生2人が、7月に三重県四日市市であった第40回全国少年少女レスリング選手権大会で優勝した。

 雲南市立斐伊小学校6年の吾郷綺咲(あやさ)さん(12)は、女子6年53キロ級に出場。決勝で逆転勝ちし、昨年の5年48キロ級に続く優勝。松江市立宍道小学校4年の持田光紀(みつき)さん(10)は4年42キロ級決勝で、前年の選手権大会で敗れた相手と対戦し、リベンジを果たした。ともに幼稚園の時にレスリングを始めたという。

 同クラブには、幼稚園児から中学3年までの子どもたち約30人が在籍している。選手権大会は日本レスリング協会が主催し、男女の小学3~6年の各階級に全国204クラブから965人が出場。同クラブからは7人が参加した。

 優勝した2人を含む5人は8月7日、雲南市役所に石飛厚志市長を訪問。吾郷さんは「先に(点を)取られたけど冷静に対応できた」などと大会について報告した。取材に対し、吾郷さんは「2連覇はうれしかった。練習している技を磨いて本番で出せるようにしたい」、持田さんは「相手の片足へのタックルが得意。次の大会も優勝したい」と話した。(石川和彦)