男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス1回戦が行われ、第12シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク38位のM・ベレッティーニ(イタリア)を4-6, 6-2, 6-3の…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス1回戦が行われ、第12シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク38位のM・ベレッティーニ(イタリア)を4-6, 6-2, 6-3の逆転で破り、5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)以来 約3ヵ月ぶりの白星をあげて初戦突破を果たした。
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23歳で世界ランク14位のオジェ アリアシムは今季、マッチ13勝13敗と世界ランク上位勢のなかで苦しんでおり、特に4月のクレーシーズンに入ってからはムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退。4月から8月にかけてはリヨン・オープン1回戦での勝利のみで、7試合1勝6敗と調子を崩していた。
今大会1回戦ではキャリアハイ世界6位のベレッティーニとの対決に。第1セットは落としたものの、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークを許すことなく2時間25分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには復活の狼煙をあげたオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「大きな勝利だよ。この1年は新しいことに取り組むタフな年だった。これからは、勝つたびにうれしい。もちろんトーナメントは始まったばかりだし、もっと上を目指したい。僕はまだ高い野心を持っている。自分を疑ったことはないよ」
「右往左往するコメントもあるけど、結局のところ、自分のテニスが自分から離れていったわけではないんだ。僕はまだ素晴らしいテニスができると思っているし、今日もそれを証明した。だからこの調子でいこうと思うし、ポジティブなスタートが切れたと思う。この調子でがんばろう」
2回戦では世界ランク32位のA・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは1回戦で同53位のR・ガスケ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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