男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)のインタビューが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載されており、7月のウィンブルドン(…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)のインタビューが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載されており、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝での敗戦や約2年ぶりのアメリカでの大会出場について期待を語った。
>>アルカラス、ジョコビッチ、西岡 良仁らシンシナティOP組合せ<<
36歳のジョコビッチが公式戦に出場するのは先月行われたウィンブルドン以来、約1ヵ月ぶり。ウィンブルドンでは優勝候補の筆頭として参戦し決勝に進出したものの、C・アルカラス(スペイン)にフルセットの死闘の末敗れた。
今季は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝を飾っていたため、1シーズンですべての四大大会を制する年間グランドスラム達成の期待がされていたが、ウィンブルドンでの敗北で夢が途切れた。
ATP公式サイトでウィンブルドンを振り返ったジョコビッチは「負けたのはあれが最初でもないし、最後でもないだろう。1日で終わったよ」とコメント。
「もちろん、そのあとは休養が必要だったし、家族との時間も必要だった。決勝でチャンスを生かせなかったことを後悔しているよ。ファイナルセットではブレークポイントもあった。接戦だったけれど、彼(アルカラス)のほうが大事な場面でより良いプレーをしたのだから、優勝にふさわしい。彼は勝者にふさわしかったと思う。それが本当なんだ」
そして現在のモチベーションについては「前に進まなければならないし、再編成して、これから起こること、そして僕の前にあるすべてのチャレンジのためのモチベーションを見つけなければならない。モチベーションがなければ僕はここにいないからね。長年プロをしてきて、今は自分が本当にプレーしたいことをプレーする選択肢があると感じている。もちろん、全米オープンも近いしね」と語った。
「20年以上テニスをやってきてもこの感覚が好きなんだ。まだ燃えているよ。スポーツの最大のイベントで優勝し、タイトルを獲得し、観客に感動を与えたいという意欲とモチベーションがまだあるんだ」
ジョコビッチは男女通じて歴代最多タイとなる24度目の四大大会制覇をかけて、28日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に照準を合わせている。
前哨戦となるW&Sオープンでは初戦の2回戦で、世界ランク37位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と同31位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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