Bリーグは8月4日、1年目から3年目の選手を対象にした『2023-24シーズン選手研修』を実施。研修会後に千葉ジェッツの小川…

 Bリーグは8月4日、1年目から3年目の選手を対象にした『2023-24シーズン選手研修』を実施。研修会後に千葉ジェッツの小川麻斗と、横浜ビー・コルセアーズのキング開がメディアの取材に応じた。

 同日はNBAアジアのカルロス・バロカ氏を講師に迎え、プロバスケットボール選手としてのメンタリティなどについて講義。オンラインも含め、日本バスケットボール界の未来を担う若手Bリーガーたちが参加した。

 プロ3年目を迎えるキング開は、「ファンの方々の支援だったり、色々な方々が一つになってバスケをできているということを再確認できました。自分はコートでいいプレーをすることが皆さんへの恩返しになるので、そういうことを常に忘れずに、プレーしていきたいと思います」と、Bリーガーとして決意新た。

 また、各選手が自身の価値を高めるためにもSNSの活用を勧められ、「バスケだけじゃなくて、地域の問題や国の問題だったり、難しい問題だとは思いますけど、自分が声を上げることが大事だと思う。積極的に発信していきたい」と話した。

 2022-23シーズン途中に千葉Jとプロ契約を結んだ小川麻斗は、「常に見られていることを忘れずに行動しなきゃいけないと思いましたし、バスケットができているのも当たり前じゃないと思いました」と研修を終えてコメント。

 2026年からスタートする新Bリーグ(Bプレミア、Bワン、Bネクスト)にも言及しつつ、「ジェッツで取り組んでいる地域貢献活動は引き続きやっていきたいです。ジェッツのブースターの方々は今も応援してくれていますけど、(新Bリーグ開幕の)2026年へ向けてもっと盛り上げないといけない。日本中にバスケットの楽しさ、素晴らしさを広めるためにも、まずは千葉から広めていきたいです。そして応援されるようなチーム、選手になっていきたいと思います」と、日本バスケットボール界のさらなる発展を願う思いを口にした。