大相撲名古屋場所で初優勝し、大関昇進を決めた千葉県柏市ゆかりの豊昇龍関(24)が1日、同市役所を表敬訪問した。太田和美市長に報告し、来場所での活躍を誓った。 豊昇龍関はモンゴル出身。中学卒業後に日体大柏高校に留学、在学中にレスリング部から…

 大相撲名古屋場所で初優勝し、大関昇進を決めた千葉県柏市ゆかりの豊昇龍関(24)が1日、同市役所を表敬訪問した。太田和美市長に報告し、来場所での活躍を誓った。

 豊昇龍関はモンゴル出身。中学卒業後に日体大柏高校に留学、在学中にレスリング部から相撲部に転部した。初土俵は2018年の初場所でおじは元横綱の朝青龍。市によると、市ゆかりの力士の幕内優勝は初で、大関は最高位という。

 表敬で「柏は日本のふるさと。立浪部屋と私の応援をよろしくお願いします」とあいさつ。太田市長から「気迫がすさまじかった。柏市として誇りに思う」と祝意を受けた。

 太田市長から「横綱になったら、また報告に来ていただけますか。その時は(市内で)パレードを」と話を向けられると、「がんばらないといけない」と話し、笑顔を見せた。

 市はこの日、本庁舎に優勝と昇進を祝う懸垂幕を掲げたほか、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅にある大型電子看板で、祝賀映像の放映を始めた。(斎藤茂洋)