「因幡の白兎(しろうさぎ)」などウサギとのゆかりが深いことから「うさぎの聖地」を宣言している鳥取県は、東京ドームで8月2日に予定されているプロ野球の巨人―ヤクルト戦で、「とっとり白うさぎダンサーズ」がダンスを披露すると発表した。北海道日本…

 「因幡の白兎(しろうさぎ)」などウサギとのゆかりが深いことから「うさぎの聖地」を宣言している鳥取県は、東京ドームで8月2日に予定されているプロ野球の巨人―ヤクルト戦で、「とっとり白うさぎダンサーズ」がダンスを披露すると発表した。北海道日本ハムファイターズの「きつねダンス」が人気を集める中、県もプロ野球の試合でのデビューを目指していた。

 チームは県とウサギとのゆかりをPRしようと、県職員有志8人で結成した。7月7日に白兎神社(鳥取市)の境内で、オリジナルのダンスを初披露。現在、メンバーは19人に増え、練習を重ねている。

 東京ドームでは試合開始前にダンスを披露し、平井伸治知事が両球団に鳥取和牛を贈呈。来場者には抽選で県のオリジナル米「星空舞」などの特産品をプレゼントするほか、球場内にPRブースも設け、県の魅力をアピールする。始球式は県出身の格闘家、武尊(たける)さんが務める。

 平井知事は「ジャビット(ウサギをモチーフにした巨人のマスコット)くんの聖地で、うさぎダンスや鳥取の観光、物産をPRしたい」と話している。(大久保直樹)