パリ五輪日本代表選考会・全農CUP東京大会（7月22～23日／東洋大学赤羽台キャンパスHELSPO HAB-3） 22日、女子シングルス準々決勝で平野美宇（23=木下グループ）が張本美和（15=木下アカデミー）をゲームカウント4-0で下し、…
パリ五輪日本代表選考会・全農CUP東京大会（7月22～23日／東洋大学赤羽台キャンパスHELSPO HAB-3） 22日、女子シングルス準々決勝で平野美宇（23=木下グループ）が張本美和（15=木下アカデミー）をゲームカウント4-0で下し、準決勝に駒を進めた。
5月の全農CUPでは、張本が平野に4-2で勝利している顔合わせ。パリ五輪選考ポイントランク7位で遅れを取る張本は、2位の平野に対して再び勝ちたい一戦だった。
第1ゲームは3-3まで競り合うが、そこから平野がカウンターを決め、ハーフロングの球で空振りを誘う。平野が11-5で先制し、サーブレシーブでの優位を活かして2ゲーム目も3、4球目攻撃をたたき込み、11-4で連取する。
張本美和 PHOTO:Itaru Chiba
平野の縦回転系の変化サーブにより、張本はレシーブミスを繰り返し、前年の世界ユースU-19銀メダリストに対し危なげない試合運び。
3ゲーム目も平野が11-7で取り、第4ゲームは一時張本にリードを許すが、平野はレシーブの的を絞らせないサーブを貫徹して逆転。最後はフォアハンドをネットインでねじ込み、勝利を果たした。
準決勝では、伊藤美誠（22＝スターツ）と横井咲桜（19＝ミキハウス）の勝者と対戦する。
＜全農CUP東京大会 女子シングルス準々決勝＞
平野美宇 4-0 張本美和
11-5/11-4/11-7/11-9
