テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードのO・ジャバー(チュニジア)が昨年の同大会女王である第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を6-7 (5-7), 6-4…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードのO・ジャバー(チュニジア)が昨年の同大会女王である第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を6-7 (5-7), 6-4, 6-1の逆転フルセットで破り、2年連続のベスト4進出を果たした。
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昨年大会の決勝の再現となったこの試合、1年前は敗れ準優勝に終わり涙を飲んでいたジャバーだったが、第1セットはタイブレークの末に落とし追いかける展開となる。
それでも第2セットではファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルバキナに3度のブレークチャンスを与えたもののこれを全てしのぎ、セットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、序盤から圧倒したジャバーは2度のブレークに成功。1時間53分で逆転勝ちをおさめ、昨年のリベンジを果たした。
勝利したジャバーは「去年はこういう試合をする準備ができていなかったのかもしれないわね。去年のことは後悔していない。あの試合には理由があった。いつも言っているの。今年はこうなる運命だったんだ。昨年の決勝から多くのことを学んだ。精神的にも、肉体的にも、そしてラケットを使う上でも、とても上達した自分を誇りに思うわ」とコメントした。
準決勝では第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準々決勝で第25シードのM・キーズ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたルバキナは2連覇を目指し8強まで勝ち進んだが、昨年の決勝のリベンジを許し準々決勝で姿を消した。
この結果、今大会のベスト4が出揃った。準決勝2試合は13日に開催される。
準決勝の組み合わせは以下の通り。
E・スイトリナ(ウクライナ) vs M・ボンドロウソワ(チェコ)
(6)O・ジャバー vs (2)A・サバレンカ
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