初開催は1904年と米国で最も古い歴史を誇るモータースポーツイベント、マウント・ワシントン・ヒルクライムが7月9日に行われ、スバル・ラリーチームUSAのトラビス・パストラーナが優勝。7.6マイルのコースで、6分の壁を破る5分44秒72と、チ…

初開催は1904年と米国で最も古い歴史を誇るモータースポーツイベント、マウント・ワシントン・ヒルクライムが7月9日に行われ、スバル・ラリーチームUSAのトラビス・パストラーナが優勝。7.6マイルのコースで、6分の壁を破る5分44秒72と、チームメイトのデビッド・ヒギンズが2014年にマークしたコースレコードを更新した。




このイベントのためにプリペアされた600馬力のスバルWRX STIで夢の5分台をマークしたパストラーナは「言葉に表せないくらい、このマシンをドライブするのは楽しかった。このマシンを与えてくれたスバルに感謝しているよ。この記録が、しばらく破られないでいてほしいね」と歓喜を表した。




「1回目の走行では、前半でタイヤに負荷を与えすぎてしまったので、後半がとてもルーズになったが、本当に楽しかった。思い切りドリフトできたが、タイムロスもあったと思う。2回目の走行ではタイヤを維持することができて、クリーンな走りができた。さらに記録が更新できるとは思っていなかった。とてもチャレンジングな道で、全開で走るなら世界で最もタフな道だと思うよ」

一方、ヒギンズは5マイルを過ぎた辺りでワイドにスライドし、石に引っかけてコースオフ。ヒギンズに怪我はなかったが、走行を続けることはできなかった。