宇都宮ブレックスは7月4日、佐々宜央ヘッドコーチと2023-24シーズンの契約継続に合意したと発表した。  佐々HCは東京都…

 宇都宮ブレックスは7月4日、佐々宜央ヘッドコーチと2023-24シーズンの契約継続に合意したと発表した。

 佐々HCは東京都出身の39歳。2009年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタートさせ、リンク栃木ブレックス(現宇都宮)のアシスタントコーチ、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチなどを歴任した。

 宇都宮には2020年にサポートコーチとして再入団し、2020-21シーズンからアシスタントコーチにポスト変更。ヘッドコーチ就任1年目だった2022-23シーズンはBリーグ連覇もかかっていたが、32勝28敗の勝率.533で東地区3位に終わり、Bリーグ創設7年目にしてクラブ史上初めてチャンピオンシップ進出を逃した。

 続投が発表された佐々HCは「本当にファンの方々に、歯痒い思いをさせてしまったと悔しい気持ちです」と昨シーズンの戦いを振り返りつつ、「このような現状だからこそ、打破しよう(BREAK THROUGH=チーム名ブレックスの由来)とする姿をお見せしたいと思っていますし、自分とともに戦ってくれるファン・チーム・フロント・スタッフ・選手に応えたい気持ちでいっぱいであり、本来ブレックスがいるはずの位置に這い上がっていきたいという強い思いです」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。

 また、来る2023-24シーズンへ向けて、「新メンバーの選手・コーチの力が加わり、これまでのブレックスの選手・スタッフ、そして日本一のブレックスファンが融合して、進化したブレックスメンタリティを表現していきたいと思っています」と巻き返しを誓った。