WTTコンテンダーザグレブ<6月26日~7月2日/クロアチア> 7月1日、女子シングルス準々決勝で平野美宇(木下グループ/世界ランク21位)が劉瑋珊(中国/同46位)をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進出した。初戦で笹尾明日香(日本生命…

WTTコンテンダーザグレブ<6月26日~7月2日/クロアチア> 7月1日、女子シングルス準々決勝で平野美宇(木下グループ/世界ランク21位)が劉瑋珊(中国/同46位)をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進出した。

初戦で笹尾明日香(日本生命)、2回戦で木原美悠(木下グループ)と日本選手を連破して勝ち上がった中国の劉瑋珊と対戦した平野。ともに23歳で、過去の対戦では2019年チェコオープンでゲームカウント0-3から平野が逆転勝利をおさめている。

相手の独特のしゃがみ込みサーブにうまく対応した平野が出足から6連続ポイントをあげて、第1ゲームを先制する。

劉瑋珊 Photo:World Table Tennis

競り合いとなった第2ゲームは相手の前陣カウンターに苦しんだものの、終盤相手の3度のゲームポイントを連続でしのいだ平野が16-14で奪い、王手をかける。

序盤の連続失点でリードを許した第3ゲームは、打ち急がず緩急をつけたプレーで終盤追いついたが、逆転はならず。

それでも終始冷静なプレーを貫いた平野が、相手の強烈なドライブをうまくしのぎ、7-10からの5本連取で勝利をおさめた。

<WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス準々決勝>
平野美宇 3-1 劉瑋珊(中国)
11-5/16-14/9-11/12-10