男子テニスで世界ランク8位のT・フリッツ(アメリカ)が23日に自身のSNSを更新。自身がショットを打つ際に「うなり声」をあげているという投稿に疑問を呈した。>>【動画】エンターテイナー・ブブリクのプレー集「ラケットの持ち手でウィナー!?」…

男子テニスで世界ランク8位のT・フリッツ(アメリカ)が23日に自身のSNSを更新。自身がショットを打つ際に「うなり声」をあげているという投稿に疑問を呈した。
>>【動画】エンターテイナー・ブブリクのプレー集「ラケットの持ち手でウィナー!?」<<
25歳のフリッツは今季、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で優勝するなど安定した成績を残し、世界ランキングでトップ10を維持している。
今回フリッツは自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し「ショットを打つ際にうなり声をあげる選手トップ5」という投稿を引用した。
この投稿によるとフリッツは4位とされており「サービス時にうなり声をあげる確率82.35%」「サービス以外のショットでうなり声をあげる確率76.09%」とされている。
これにフリッツは「これは嘘だろ。僕は今とても疑問に感じている…僕はそんなに狂ったようにうるさい?」と疑問を呈した。
テニス界でショットを打つ際の「うなり声」は度々話題となり賛否が分かれている。
肯定派の主な理由としては「声を出すことで力が抜けいいショットが打てるようになる」というものだ。実際、ジュニアなどを指導するコーチが声を出して打つよう指導することもある。
一方否定派の意見は主に「相手の集中力を欠く行為だ」というもので、スポーツマンシップに反しているという声もある。選手同士で試合中に口論になるケースもあった。またかつては、女子テニスで元世界ランク1位のM・シャラポワのショットの際の声がうるさいと議論を呼んだこともある。
ショットの際の「うなり声」については今後もテニス界で議論されるだろう。
ちなみに、フリッツが引用した投稿の男子部門の1位は「サービス時にうなり声をあげる確率100%」「サービス以外のショットでうなり声をあげる確率80%」のC・アルカラス(スペイン)。女子部門の1位は「サービス時にうなり声をあげる確率100%」「サービス以外のショットでうなり声をあげる確率95.45%」のA・サバレンカとされていた。