6月14日から16日にかけて、「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023」に向けた第3次強化合宿に取り組んでい…

 6月14日から16日にかけて、「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023」に向けた第3次強化合宿に取り組んでいるU19男子日本代表。第2次強化合宿を終え、轟琉維(東海大学1年)と山田哲汰(日本大学1年)に変わってメンバー入りしたのが、アメリカでプレーしているロロ・ルドルフ(セントオーガスティン高校)だ。

 6月2~5日に開催された「第13回 バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア」にも日本を代表して参加していた同選手。今大会の招集については「とても光栄なこと」と喜びを見せており、「チームメートとコートの内外で良い関係を築きながら、大会では勝利を目指していきたいです」と、今後の意気込みをメディア対応で語っている。

 自身の特徴について聞かれると、ルドルフは“負けず嫌い”だと即答。チームの勝利を優先するアンセルフィッシュさも持ち合わせていると自らを評価し、プレー面では「ボールをシェアすることを強みにしていきたいです」と、パスに重きを置いているようだ。

 競技を始めたのは4歳のことで、外でボールを使って遊んでいたのがきっかけだと話したルドルフ。昔から憧れている選手はロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックで、彼のプレーを真似しながらスキルを磨いてきたという。

 代表合宿で感じた日本代表の印象については、「もっといろんなスピードでプレーする必要があると思います」と語り、その部分に関しては自身も学んでいる最中だとコメントした。「日本に来てみて、できるだけ早く追いつけるように努力しているところです」。

「日本代表に呼んでいただけたのは非常に光栄なことだと思っているので、勝利に値するように練習しています。今後も続いていくキャリアのなかで、今回の経験はとても大きいと思っていますし、今後も(機会が)あればうれしいです」

 ハンガリー・デブレツェンにて、6月24日から7月2日にかけて開催される今大会。ニューフェイスのルドルフには自らのストロングポイントである負けん気とパスを存分に生かし、日本代表に勝利をもたらしてもらいたい。

【動画】U19ワールドカップに臨む男子日本代表