2023年のメジャー第3戦「全米オープン」が15日に開幕する。カリフォルニア州ロサンゼルスCCでのプロトーナメント初開催にあたり、ベールに包まれていた会員制プライベートコースの18ホール全貌も明らかとなった。アウト9ホールを写真でチェック…
2023年のメジャー第3戦「全米オープン」が15日に開幕する。カリフォルニア州ロサンゼルスCCでのプロトーナメント初開催にあたり、ベールに包まれていた会員制プライベートコースの18ホール全貌も明らかとなった。アウト9ホールを写真でチェックする。
全米OP初開催のロサンゼルスCC 写真で全ホールを見る(イン編)
![ラフとフェアウェイの間のファーストカットがない](https://i.gimg.jp/cmsimg/310782.jpg)
123回目となる大会セッティングは全長7423ydのパー70で、ホールによっては横幅50ydとフェアウェイが広めの設定。その分、ラフとフェアウェイの間にあるファーストカット(セミラフ)は設けられておらず、ティショットのランの計算がコース攻略のポイントになってきそうだ。
■1番ホール(パー5)/590yd
![ロサンゼルスの中心地にあるコース](https://i.gimg.jp/cmsimg/310528.jpg)
1番は広々としたフェアウェイのロングホール。ティショットで注意すべきなのは270yd付近にある右フェアウェイバンカーと、295yd付近の左フェアウェイバンカーとなる。グリーン左16yd手前にあるバンカーも避けたいところ。
![右バンカーに入れると距離感が難しそう](https://i.gimg.jp/cmsimg/310529.jpg)
■2番(パー4)/497yd
![ティイングエリアからの風景](https://i.gimg.jp/cmsimg/310525.jpg)
ティイングエリアから300yd付近のセカンド地点は、右から左へやや下り気味のライ。手前にハザードがあるグリーンは、手前から奥へ上っていくように傾斜している。ピンが手前に切られたときの難度は上がりそう。
![グリーン手前にはハザードがある](https://i.gimg.jp/cmsimg/310526.jpg)
■3番(パー4)/419yd
![3本のヤシの木方向にグリーンがある](https://i.gimg.jp/cmsimg/310523.jpg)
両サイドを木々に囲まれ、ティショットはやや狭いロケーション。正面に立つ3本のヤシの木を狙って打っていく形となる。左サイドの厄介なハザードを越えていくには285ydを飛ばす必要があり、グリーン手前に深いバンカーが口を開けて待つ。グリーンは奥から手前に下っている。
![グリーン後方から見た風景](https://i.gimg.jp/cmsimg/310524.jpg)
■4番(パー3)/228yd
![打ち下ろしのパー3](https://i.gimg.jp/cmsimg/310521.jpg)
4番は200yd以上ある打ち下ろしのショートホール。グリーン左右にひとつずつガードバンカーがある。手前のハザードには絶対外したくない中で、奥から手前に向けて下っているグリーンの傾斜が悩ましい。
![グリーンサイドから見た全体図](https://i.gimg.jp/cmsimg/310522.jpg)
■5番(パー4)/480yd
![前方に見える4本のヤシの木の右側にグリーンがある](https://i.gimg.jp/cmsimg/310530.jpg)
ブラインドホールの5番は、前方に見えるヤシの木がティイングエリアでの目印になる。4本の木の右側にグリーンがあり、ティショットはセンターより左が狙い目。グリーンはコースで2番目に大きく、横長に設置されている。右サイドに2つのバンカーが構える。
![フェアウェイが広い](https://i.gimg.jp/cmsimg/310519.jpg)
![グリーン右サイドに2つのバンカーが待ち構える](https://i.gimg.jp/cmsimg/310520.jpg)
■6番(パー4)/330yd
![右前方に見える木の奥にグリーンがある](https://i.gimg.jp/cmsimg/310517.jpg)
330ydの短いパー4となる6番は1オンを狙うか、レイアップで刻むかのジャッジがカギを握るホール。ティイングエリアから見えないグリーンは、右前方にある木の奥に配置。左サイドは295ydまで安全に打っていける。木を越えてグリーンに届かせるには、キャリーで300ydほどが必要になる。
![後方から見た6番ホール。緩やかな2段グリーン](https://i.gimg.jp/cmsimg/310518.jpg)
■7番(パー3)/284yd
![アウト9ホールでパー3が3つ](https://i.gimg.jp/cmsimg/310515.jpg)
7番は280ydを超える設定のショートホール。複数あるティイングエリアによって景色も変わり、左サイドからグリーン右手前のバンカーにかけてハザードある。グリーンは右奥から手前へと下り傾斜となっている。
![グリーン右サイドから見た風景](https://i.gimg.jp/cmsimg/310516.jpg)
■8番(パー5)/537yd
![木に挟まれてティショットの景観は狭め](https://i.gimg.jp/cmsimg/310513.jpg)
3ホールあるパー5で最も短い8番。右ドッグレッグのブラインドホールで、セカンド地点は左から右にかけて下り傾斜。300ydを超した付近にあるハザードを挟みフェアウェイは分断されており、2打目以降の戦略性が問われる。
![攻めるにしても、左サイドにはハザードもある](https://i.gimg.jp/cmsimg/310514.jpg)
■9番(パー3)/171yd
![白いクラブハウスに向かってティショットを打つ](https://i.gimg.jp/cmsimg/310511.jpg)
9番は最も縦長なグリーンが特徴のショートホール。白いクラブハウスを正面に見ながらティショットを打ち、橋を渡ってグリーンへ向かう。手前と両サイドの3カ所をガードバンカーに守られたグリーンの傾斜は奥から手前に下っている。
![9番の後方からの景色は見晴らしがいい](https://i.gimg.jp/cmsimg/310512.jpg)