離脱中の元世界1位が婚約

女子テニスで元世界ランク１位のＧ・ムグルサ（スペイン）は２７日にSNSを更新。約２年間にわたり交際したアーサー・ボルヘス氏と婚約したことを報告した。
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２９歳のムグルサは２０１６年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）と２０１７年のウインブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で優勝。これまで１０個のタイトルを獲得し、生涯獲得賞金は約２,４８０万ドル（約３２億８,０００万円）としている。
しかし、今季は今季０勝４敗と勝てておらず、１月のオープン6thサンス-メトロポール デ リヨン（フランス/リヨン、ハード、WTA250）以降ツアーを離脱している。
離脱してからの約２カ月間はレコーディングやサイクリングなど、ツアーを転戦しているなかでは行うことが難しいことを家族、友人と共有しリフレッシュしてきた。
そんななか、２７日にはインスタグラムでかねてから交際していたボルヘス氏と婚約したことを報告。ボルヘス氏とは２０２１年の８月、ムグルサが全米オープン（アメリカ/ニューヨークハード、グランドスラム）に出場していたときに出会っており、当時ボルヘス氏はトム・フォードで働くためニューヨークで勤務。セントラルパークでウォーキングをしていたムグルサに気づき、全米オープンでの活躍を願い声をかけたところから交際が始まった。
交際が始まってからボルヘス氏はムグルサのツアー活動に帯同し、同年１１月のアクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ（メキシコ、室内ハード）で優勝を飾った際もそばにいた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはムグルサのコメントが掲載されており、ベネズエラとスペインの血を持つ自身とフィンランドとスペインの血を持つボルヘス氏の出会いについて「彼は、私と同じミックスなの。私はベネズエラとスペインのハーフだし、互いに理解し合える。そういう感覚を共有できているの」と語っている。