男子テニスのKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は19日、シングルス準決勝が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク234位の島袋将が同じく予選から出場した同210位のJ・デ・ヨング(オランダ…

男子テニスのKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は19日、シングルス準決勝が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク234位の島袋将が同じく予選から出場した同210位のJ・デ・ヨング(オランダ)を6-3, 6-1のストレートで破り、決勝に進出。自身2度目のチャレンジャー大会制覇に王手をかけた。
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25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝。3月に行われた筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城県/つくば市、ハード、ITFフューチャーズ)では準優勝を果たすなどし、4月10日付の男子ATP世界ランキングでキャリアハイの233位を記録した。
今大会は、予選で2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では世界ランク222位のGA・オリヴィエリ(アルゼンチン)を、2回戦で同143位のT・バリオス ベラ(チリ)を、そして準々決勝で同232位のA・ドゥガズ(チュニジア)をいずれも逆転で下し4強入りを決めていた。
準決勝、島袋はファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。デ・ヨングに2度のブレークを許したものの、リターンゲームでは11度のブレークチャンスを創出し6度のブレークに成功して1時間11分で今大会初のストレート勝ちをおさめた。
バンコク・オープン3に続くキャリア2度目のチャレンジャー制覇がかかる島袋は決勝で世界ランク180位のJ・ブランカノー(フランス)と対戦する。ブランカノーは準決勝で第1シードのB・ゴヨ(クロアチア)をストレートで下しての勝ち上がり。