「赤土の王者」が全仏オープンを欠場する。◆「俺は最強だ!」王者・国枝慎吾がユニクロ本社で現役引退会見 「最高のテニス人生を送れた■ローランギャロスを14度制覇男子テニスの四大大会で最多タイとなる22度の優勝を遂げているラファエル・ナダルが1…

「赤土の王者」が全仏オープンを欠場する。

◆「俺は最強だ!」王者・国枝慎吾がユニクロ本社で現役引退会見 「最高のテニス人生を送れた

■ローランギャロスを14度制覇

男子テニスの四大大会で最多タイとなる22度の優勝を遂げているラファエル・ナダルが18日、今年の全仏オープンの欠場を発表するとともに、2024年限りで現役を退く意向を表明した。

ナダルはクレーコートにおいて無類の強さを発揮。2005年から出場を続ける全仏においては14度の優勝を果たしており、「赤土の王者」の名を欲しいままにして来た。28日に開幕する同大会は04年以来初めてナダル抜きの全仏となる。

ナダルは1月に行われた全豪オープンで股関節を負傷。その回復が思わしくなく「ローランギャロス(全仏オープン)も不可能になった」と出場を断念した。

また来年が「トップレベルで戦う最後の年になると思う」と明かし、「100%ではないが」としながらも2024年で現役を退く意向も示した。

男子テニス界は過去10年にわたり「ビッグ4」と呼ばれたロジャー・フェデラー、ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マリーの4選手による上位独占が続いた。だが昨年、フェデラーの引退によりこの一角が失われ、またナダルも引退となると、いよいよ世代交代の波が予見される。

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文●SPREAD編集部

BREAKING: Rafa Nadal’s last season may be in 2024, but he can’t say 100%.

“My ambition is to try to stop to give myself an opportunity to enjoy next year. It’s probably gonna be my last year on the tour. I can’t say 100%.”

A true matador with a relentless heart. pic.twitter.com/5Gq7UsVoBp

— The Tennis Letter (@TheTennisLetter) May 18, 2023