■琉球ゴールデンキングスvs横浜ビー・コルセアーズ(@沖縄アリーナ) GAME1:5月20日15時5分 GAME2:5月21日…

■琉球ゴールデンキングスvs横浜ビー・コルセアーズ(@沖縄アリーナ)

GAME1:5月20日15時5分 GAME2:5月21日16時5分 GAME3:5月23日19時5分 ※2戦先勝方式

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」は、西地区から過去最多の4チームがCS出場を果たした。そのうちの3チームがセミファイナル出場の可能性があったものの、初戦を突破したのは琉球ゴールデンキングスのみ。琉球は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの初戦を91-85で競り勝つと、GAME2では第4クォーターを前に23点差をつけ、最終スコア92-81で連勝を飾った。

 チャレンジャーとして沖縄に乗り込むのは、横浜ビー・コルセアーズだ。チャンピオンシップ初出場ながらも、琉球と同様に川崎ブレイブサンダースとのクォーターファイナルを無傷で突破。GAME2では立ち上がりから34得点を奪う猛攻を見せ、104-84の快勝を収めて勢いをつけた。

 沖縄アリーナで琉球と横浜BCが顔を合わせるのは、2月に行われた「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」のセミファイナル以来。前回対戦では河村勇輝の45得点も実らず、5点差で琉球に軍配が上がった。雪辱を果たして“ホーム”の横浜アリーナ行きを決めたい横浜BCとしては、川崎戦からさらに一枚岩となって戦わなければ、琉球の牙城を崩すことはできないだろう。特に、屈強な体格を誇る相手ビッグマンと対峙するパトリック・アウダ、デビン・オリバーの奮起は必要不可欠だ。

 琉球は、名古屋D戦よりも安定したチームディフェンスで主導権を握りたい。ガード陣への守備では、河村と森井健太だけでなく、思い切りの良い森川正明、キング開の3ポイントシュートにも注意が必要。ホームの利と経験の差を活かし、2シーズン連続のファイナル進出なるか。

文=小沼克年

■ロスター

・琉球(HC:桶谷大)

ジョシュ・ダンカン

コー・フリッピン

アレン・ダーラム

渡邉飛勇

松本礼太

岸本隆一

松脇圭志

田代直希

今村佳太

カール・タマヨ

小野寺祥太

ジャック・クーリー

牧隼利

・横浜BC(HC:青木勇人)

パトリック・アウダ

河村勇輝

赤穂雷太

森川正明

チャールズ・ジャクソン

大庭岳輝

デビン・オリバー

森井健太

キング開

松崎裕樹

須藤昂矢

エドワード・モリス