■佐賀バルーナーズvs長崎ヴェルカ(@SAGAアリーナ) GAME1:5月20日15時 GAME2:5月21日15時 GAME…

■佐賀バルーナーズvs長崎ヴェルカ(@SAGAアリーナ)

GAME1:5月20日15時 GAME2:5月21日15時 GAME3:5月23日19時 ※2戦先勝方式

「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2022-23」のファイナルは西地区同士、それも九州勢によって争われることとなった。B1昇格という大きな目標を達成し、そのままB2優勝へ駆け上がるのははたしてどちらか。

 西宮ストークスをホームに迎えたセミファイナルでの佐賀バルーナーズは、勝負強さが光った。GAME1は前半に3点リードを許す展開だったが、第3クォーターに27得点でリードを奪うと、第4クォーターは勢いを増して30得点。レイナルド・ガルシアと西川貴之の2枚看板に、チェイス・フィーラーも23得点で続いた。第3クォーター終了時点では5点ビハインドだったGAME2も、ガルシアと西川を中心にひっくり返した。

 一方の長崎ヴェルカはアルティーリ千葉に対し、GAME1は104得点で快勝。オフェンスが沈黙したGAME2は完敗だったが、GAME3は第3クォーターにマット・ボンズや松本健児リオンの得点で一歩リードを奪った。第4クォーターに一時逆転されたものの、勝負どころで髙比良寛治の3ポイントシュートが火を噴き、5点差で勝利。史上2クラブ目となるB1最短昇格を達成した。

 ただ、長崎はジェフ・ギブスがGAME1を出場停止となったため、まずはその穴をどう埋めるかがカギ。プレーオフでは出場機会が限られている野口大介の働きが不可欠になってくる。対する佐賀のキーマンは、セミファイナルでようやく戦列に復帰したミカイル・マッキントッシュ。GAME2では18得点を挙げており、ファイナルでもオフェンス面で期待がかかる。

文=吉川哲彦

■ロスター

・佐賀(HC:宮永 雄太)

西裕太郎

レイナルド・ガルシア

山下泰弘

西川貴之

ファイパプ月瑠

德川慎之介

岸田篤生

ミカイル・マッキントッシュ※インジュアリーリスト

テレンス・キング

角田太輝

満原優樹

井上諒汰

チェイス・フィーラー

中西佑介

・長崎(HC:前田健滋朗)

松本健児リオン

小針幸也

山本エドワード

狩俣昌也

マット・ボンズ

パブロ・アギラール

ディクソンジュニアタリキ※インジュアリーリスト

高比良寛治

ジョーダン・ヘディング

近藤崚太

野口大介

ウィタカケンタ

ジェフ・ギブス

榎田拓真

山崎凜