男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日にシングルス3回戦が行われ、昨年王者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第26シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 4-6, 6-…

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日にシングルス3回戦が行われ、昨年王者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第26シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 4-6, 6-1のフルセットで破り、17年連続のベスト16進出を果たした。
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今季2勝をあげているジョコビッチはBNLイタリア国際で昨年を含め過去6度優勝を飾っている。今大会は2回戦から登場し、世界ランク61位のT・マルティン・エチェベリー(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、3回戦に進出した。
この試合の第1セット、序盤は両者ともにサービスキープに苦しみ第4ゲームまでにジョコビッチには3度、ディミトロフには4度目のブレークポイントが訪れ、ジョコビッチが2度、ディミトロフが1度のブレークに成功する。その後は徐々に両者サービス時にポイントを獲得していくようになりキープを続け、序盤のリードを守ったジョコビッチが先行する。
続く第2セット、ジョコビッチは第3ゲームで先にブレークに成功したものの第8ゲームと第10ゲームでディミトロフに立て続けにブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでジョコビッチがブレークポイントを獲得すると、ここでディミトロフが痛恨のダブルフォルト。ジョコビッチが先にリードを奪う。その後ジョコビッチはディミトロフにブレークバックのチャンスを与えず、自身はさらに2度ブレークを果たし2時間19分で勝利した。
ジョコビッチはこれで同大会の本戦に初出場した2007年から17年連続のベスト16進出を果たした。
勝利したジョコビッチは、4回戦で第13シードのC・ノリー(イギリス)と世界ランク92位のM・フチョビッチ(ハンガリー)の勝者と対戦する。

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