巨人―DeNA 7回DeNA1死一塁、ロペスが左越えに勝ち越し2ランを放つ=宇都宮【写真提供:共同通信社】 横浜DeNAが3対1で読売巨人に勝利。2本塁打で相手エースを粉砕し、勝率を5割に戻した。 栃木県宇都宮市で行われたこの試合の先発は、…

巨人―DeNA 7回DeNA1死一塁、ロペスが左越えに勝ち越し2ランを放つ=宇都宮【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAが3対1で読売巨人に勝利。2本塁打で相手エースを粉砕し、勝率を5割に戻した。

 栃木県宇都宮市で行われたこの試合の先発は、読売巨人が今季7勝3敗、防御率2.83のエース・菅野。対する横浜DeNAは、同2勝4敗、防御率3.81の井納。地方球場の試合で9戦7勝と好相性を誇る菅野のピッチングに注目が集まった。

 序盤は、両投手が圧巻の立ち上がりを見せ、3回までスコアボードに0を並べた。緊迫した投手戦の様相を呈してきた4回表、横浜DeNAは、1死ランナーなしで、2番・梶谷が11号ソロをライトスタンドへ放ち、先制点を奪った。しかし読売巨人もすぐさま反撃。その裏に2死1、2塁とチャンスを作ると5番・陽のタイムリーツーベースで、すかさず同点に追いついた。

 試合はそのまま終盤へ。迎えた7回表、横浜DeNAは4番・ロペスが1死1塁の場面で、外角に甘く入ったスライダーをレフトスタンドへ運ぶ、17号2ランで勝ち越しに成功。リードをもらった井納は、7回を投げ4安打1失点でリリーフ陣へバトンダッチ。後を受けた三上、山﨑康が8回、9回を抑えてゲームセット。3 勝目を挙げた井納は、ヒーローインタビューで「今まで情けないピッチングをしていたので、勝ててよかったです」と頬を緩ませた。

 連敗となった読売巨人は、先発の菅野が7回を投げわずか2安打に抑えるも3失点。打線も相手を上回る5安打を放ったが、1点しか奪えなかった。