西武―オリックス 3勝目を挙げ、ファンとタッチを交わすオリックス・山岡=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】 オリックスが3対0で埼玉西武に完封勝ちを収めた。 今季7勝(3敗)を挙げているエース・菊池と、同2勝(6敗)を挙げているルー…

西武―オリックス 3勝目を挙げ、ファンとタッチを交わすオリックス・山岡=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスが3対0で埼玉西武に完封勝ちを収めた。

 今季7勝(3敗)を挙げているエース・菊池と、同2勝(6敗)を挙げているルーキー・山岡の両先発で始まった一戦。オリックスは3回表、この回先頭の1番・マレーロが菊池の149キロストレートを捉えてライトへの4号ソロで1点を先制。対する西武打線は山岡の前に3回まで1安打無得点に抑えられた。

 追加点はオリックス。5回表に走者を1人置き、再びマレーロが、今度は初球のスライダーを捉えてレフトスタンドへ。2打席連発とる5号2ランでリードを3点に広げた。その後、チャンスを作りながらもダメ押し点は奪えなかったオリックスだったが、先発の山岡が3回と7回に単打を許したのみで8回を2安打3四球6奪三振で無失点の好投。9回は守護神・平野がピンチを背負いながらも無失点で切り抜けた。

 敗れた西武は打線が沈黙。9回に2安打1四球で満塁のチャンスを作ったが、栗山が空振り三振、外崎がサードゴロに倒れてゲームセット。菊池は4敗目を喫した。