女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのA・サバレンカは世界ランク134位のS・ケニン(アメリカ)に6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れ、初…

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのA・サバレンカは世界ランク134位のS・ケニン(アメリカ)に6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。同日には第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)も敗れており、トップ3シードの内2選手が姿を消している。
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世界ランク2位で24歳のサバレンカは今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と4月末のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で準優勝すると前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で3勝目を飾った。
一方、元世界ランク4位のケニンは2020年の全豪オープンを制覇するも、その後は度重なる負傷に悩まされ、ランキングも後退。今季は1月のホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTA250)で4強入りするも、それ以降の大会では初戦敗退、2回戦敗退が目立っている。
シード勢は1回戦免除のためサバレンカは新旧全豪オープン女王対決となったこの一戦が初戦となった。第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ケニンに先にミニブレークを3度許したサバレンカは1度しかミニブレークを返せず、先行される。
続く第2セット、反撃に出たいサバレンカだったがファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が58パーセントに留まるとケニンに2度のブレークを許す。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、1時間28分で力尽きた。
勝利したケニンは3回戦で第30シードのA・カリーニナ(ウクライナ)と対戦する。カリーニナは2回戦で世界ランク73位のA・ブリンコワを6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードのC・ガルシア(フランス)、第6シードのC・ガウフ(アメリカ)第11シードのV・クデルメトバ、第13シードのKa・プリスコバ(チェコ)らが3回戦進出。一方、第3シードで世界ランク3位のペグラは同168位のT・タウンゼント(アメリカ)に2-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れている。

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