１０月４日に開幕する男子テニスのロレックス・上海・マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は８日に会見を行い、昨年現役を引退した元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）をセレブレーションゲストとして任命した。アイコンアスリートと…

１０月４日に開幕する男子テニスのロレックス・上海・マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は８日に会見を行い、昨年現役を引退した元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）をセレブレーションゲストとして任命した。アイコンアスリートとして大会を盛り上げる役目を担う。
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今年、２０１９年以来４年ぶりに中国で開催される男子プロテニスのATPツアー。過去３年間は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が余儀なくされており、アジアツアー全体でも開催数が減少。特にアジア圏出身の選手は欧米への遠征機会が増え、負担が増していた。
４年ぶりの中国でのATPツアーが開催されることが決まったなか、ロレックス・上海・マスターズは８日に同大会で２０１４年と２０１７年の２度優勝を誇るフェデラーがセレブレーションゲストに就任したことを発表。本戦が開催される１０月４日から１５日にかけては中国の祝日とも重なるゴールデンウィークに該当し、国をあげてのイベントにする方針となった。
また、同日にはすでに出場が発表されていたＤ・メドベージェフに加え、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）、Ｃ・アルカラス（スペイン）、Ｒ・ナダル（スペイン）、Ｓ・チチパス（ギリシャ）といった世界ランク上位陣の出場も発表。合わせて同国のトップ選手であるジャン・ジジェン（中国）、ウー・イービン（中国）、シャン・ジュンチェン（中国）の参戦も明かした。
フェデラーはロレックス・上海・マスターズの今回の発表に合わせコメントを発表している。
「２０２３年のロレックス上海マスターズのアイコンアスリートに選ばれたことにとても興奮している。このストーリーを続けられることをうれしく思うし、１０月に皆さんにお会いできることを楽しみにしているよ」
また、同大会終了後の１６日からは日本で木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス２０２３（日本/東京、ハード、ATP500）の開催も予定されている。

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