ヤクルト―日本ハム 9回途中3失点で4勝目を挙げた日本ハム・有原=神宮【写真提供:共同通信社】 2ケタ安打を放った北海道日本ハムが6対3で東京ヤクルトに勝利。連敗を2でストップさせた。 この試合の先発は、東京ヤクルトが今季4勝6敗、防御率5…

ヤクルト―日本ハム 9回途中3失点で4勝目を挙げた日本ハム・有原=神宮【写真提供:共同通信社】


 2ケタ安打を放った北海道日本ハムが6対3で東京ヤクルトに勝利。連敗を2でストップさせた。

 この試合の先発は、東京ヤクルトが今季4勝6敗、防御率5.00のベテラン左腕・石川。一方の北海道日本ハムは、同3勝5敗、防御率6.83の有原。ともに開幕投手を務めながら、負けが先攻している両投手がどんな投球を見せてくれるかに注目が集まった。

 先制は北海道日本ハム。4回表に、2死2、3塁の場面で5番・レアードが2点タイムリーを放って主導権を握る。打線に援護をもらった北海道日本ハムの先発の有原は、1回裏に迎えた1死1、2塁のピンチを凌ぐと、尻上がりに調子をあげ、東京ヤクルト打線に反撃を与えない。追加点が欲しい北海道日本ハムは、6回表に2死満塁の場面で、6番・市川が2点タイムリー2塁打、7回表にも3番・西川の2点タイムリーが生まれ4点を追加し試合を決定づけた。

 有原は、9回裏に東京ヤクルト打線の反撃にあい、3失点(自責0)でマウンドを降りるが、最後は守護神・増井が締めてゲームセット。有原が5月20日以来の4勝目を挙げた。敗れた東京ヤクルトは、9回に反撃も及ばずに連勝が4でストップ。先発・石川が5回2/3を3失点と粘ったが、リリーフ陣も打たれたのが痛かった。