男子プロテニス協会のATP公式サイトは15日、アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)に第1シードとして出場する世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)のコメントが掲載された。現在の目標や負…

男子プロテニス協会のATP公式サイトは15日、アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)に第1シードとして出場する世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)のコメントが掲載された。現在の目標や負傷した右脚の状態について語っている。
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19歳のアルカラスは昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り世界ランク1位へ浮上。その後11月に脇腹を負傷しオフシーズンを迎えると、同期間中に右脚をけがしてしまい、今季開幕に出遅れた。
結果として全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場することがきず、世界ランクは2位へ後退。自身にとっての開幕戦はアルゼンチン・オープンとなった。
アルカラスは現在の目標について「長い間、1位で過ごしてきた。今は、1位を回復することが目標で、このトーナメントでベストを尽くして、その数字に戻りたいんだ。僕はそのきっかけを探しているんだよ」とコメント。
そしてそのためには現在1位に君臨しているN・ジョコビッチ(セルビア)を倒すことが重要だと明かした。
「彼には弱点がない。すべてのショットが素晴らしい。彼のフィジカルコンディションは素晴らしく、メンタルコンディションも素晴らしい。彼は神様のような存在で、何年も同じレベルで、トップに君臨し続けていることに感心しているんだ。本当に、本当に難しいことで、尊敬しているよ」
「いまの気分は最高だよ。ここのコンディションにも、ベストプレーヤーとの試合にも慣れてきたし、今のところ調子はいいよ。自分のプレーをするのは難しいね。4カ月ぶりの試合は、とても緊張する。だから、優勝したり、優勝に近づいたりするのは本当に大変なことだと思う。僕の望みは、けがや体の調子が大丈夫だと感じて、いいプレーができるようにすることだよ」
アルカラスは初戦の2回戦で世界ランク57位のL・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは1回戦で同66位のF・フォニーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同大会の第2シードはC・ノリー(イギリス)、第3シードはL・ムセッティ(イタリア)、第4シードはD・シュワルツマン(アルゼンチン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。