男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク52位のE・ルースブオリ(フィンランド)を7-5, 6…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク52位のE・ルースブオリ(フィンランド)を7-5, 6-1のストレートで破り、4年連続4度目の初戦突破を果たした。
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昨年の同大会決勝ではF・オジェ アリアシム(カナダ)に敗れ初制覇を逃していた世界ランク3位のチチパス。この試合では、9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに69パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットではルースブオリに1度ブレークを許しゲームカウント4-5とサービング・フォー・ザ・セットを握られるが、ここでブレークに成功。そこからは完全に試合を支配すると、リターンゲームでは計4度のブレークに成功し、1時間32分で2回戦へ駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載された。
「最初の数ゲームはあまりうまく調整できなかったんだけど、フットワークが良くなったと思う。正しいフットワークを見つけ、コートのスピードや新しいコンディションに慣れるのに少し時間がかかったんだ。若いうちは、ベストを尽くしても当然ながら経験が足りない。ツアーで難しい瞬間に何度も遭遇することは、理解を助け、これらの問題に対処するために、今後より賢明な人間になれると思うんだ」
チチパスは2回戦で世界ランク14位のJ・シナー(イタリア)と同48位のB・ボンズィ(フランス)のどちらかと対戦する。
同日には第3シードのオジェ アリアシム、第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第6シードのD・メドベージェフ、第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)が2回戦進出を決めた。