男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク63位のクォン・スンウ(韓国)を6-4, 7-6 (7-…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク63位のクォン・スンウ(韓国)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破り、2018年以来5年ぶり3度目の初戦突破を果たした。
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昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で右足首の靭帯断裂を経験したズベレフは今季、これまでの公式戦では2勝4敗と苦戦。しかし、この試合では10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得する。3度のブレークチャンスをクォンに与えるもこれをセーブすると、リターンゲームでは第1セットで1度ブレークするにとどまったが、安定したストロークでタイブレークも制し、1時間40分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「僕にとって今はどの試合もとても重要だし、ハイレベルなプレーヤーと対戦して勝つことは、自分の自信にもつながると思う。今週はどうなるかわからないけど、ここでプレーするすべての試合が楽しみなんだ」
ズベレフは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク61位のT・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは1回戦で同72位のM・イメル(スウェーデン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのS・チチパス(ギリシャ)、第3シードで昨年王者のF・オジェ アリアシム(カナダ)、第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第6シードのD・メドベージェフらが2回戦へ駒を進めた。