テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、第29シードのS・コルダ(アメリカ)と第18シードのK・ハチャノフの男子シングルス準々決勝が行われたが、6-7 (5-7), 3-6, 0-3とリードされ…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、第29シードのS・コルダ(アメリカ)と第18シードのK・ハチャノフの男子シングルス準々決勝が行われたが、6-7 (5-7), 3-6, 0-3とリードされた時点でコルダが途中棄権を表明。試合後の会見では「試合中に悪化したと思う」と明かした。
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2年連続の出場となるコルダは1回戦で世界ランク87位のC・ガリン(チリ)、2回戦で予選から勝ち上がった同138位の綿貫陽介、3回戦で第7シードのD・メドベージェフ、4回戦で第10シードのH・フルカチュ(ポーランド)を下して、四大大会初の8強入りを決めた。
この日の第1セット、互いにブレークを1度奪いタイブレークに突入。一進一退の攻防となるもハチャノフに3度目のセットポイントをものにされ、先行を許す。リードされたコルダはメディカルタイムアウトを取り、右手首にテーピングを施し第2セットへ。開始から右手首を気にしながらプレーを続けたコルダは2度のブレークを許し、セットカウント0-2と後がなくなる。
迎えた第3セット、コルダは第1ゲームから3ゲーム連取を許した時点で棄権を表明。右手首の負傷によりプレー続行できず、試合は1時間50分で終了した。
試合後の会見でコルダは「フォアハンドのリターンを打った時に痛め、その後はラケットを持つのが辛くなるくらいだった。2週間前のアデレードで少し症状が出たけど、その後は治まった。試合中はまったく問題なかった。ただ、1回だけリターンのミスがあり、その後、かなり気になるようになった。先程も言ったように、いくつかのフォアハンドはラケットを持つことさえできなかった。ボレーはほとんど無理だったから、ちょっと大変だったね」とコメント。
また、大会を振り返ったコルダは「ポジティブなことがたくさんあった。ネガティブなことよりもポジティブなことの方がずっと多かった。今日はきつかったけど、深刻なものでなければいいなと思うし、今後このようなことがないように気をつけたい。でも、今回は素晴らしい大会だったよ。グランドスラムで初めて準々決勝に進出できたんだ。これからも気を引き締めて、頑張っていきたいと思う」と述べている。
勝ち上がりを決めたハチャノフはグランドスラムでは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き2度目の4強入り。準決勝では第3シードのS・チチパス(ギリシャ)と世界ランク78位のJ・レヘチカ(チェコ)の勝者と対戦する。
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