雪平莉左のゴルフSOS 連載一覧>>第5回:手打ちを直して飛距離アップゴルフ歴3年になるタレントの雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受けてもらう連載。今回は雪平さん本人も強く望んでいる飛距離アップのレッスン。ちょっとし…
雪平莉左のゴルフSOS 連載一覧>>
第5回:手打ちを直して飛距離アップ
ゴルフ歴3年になるタレントの雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受けてもらう連載。今回は雪平さん本人も強く望んでいる飛距離アップのレッスン。ちょっとした工夫でスイングスピードが変わりました。
飛距離アップのゴルフレッスンで、スイングが変わった雪平莉左さん
【動画】↓↓↓
【体幹の力で体を回転させながらクラブを上げ下ろし】
雪平莉左(以下雪平) 前回はアマチュア3大病の二つ目、しゃくり上げによるダフリ・トップを克服することができました。
関浩太郎(以下関コーチ) 今回は3大病の最後ですね。手打ち。これを直すことでヘッドスピードを飛躍的に上げて、飛距離を伸ばしていただきます。
雪平 3大病の最後ですね。頑張っていきたいと思います。
関コーチ それでは今回は、スイングスピードを上げるレッスンをしたいと思います。まずはいつもどおりで結構ですので、ドライバーショットを打ってみてください。
雪平 はい。わかりました。(ドライバーショットを打ちます)
関コーチ やはり、特にバックスイングの上げ始めが、手打ちの症状になっていますね。
雪平 そうですか。
関コーチ では、もう一度構えていただいて、今度はクラブも肩も動かないように僕が抑えます(肩を手で抑え、クラブを足で挟みます)。ここからバックスイングでクラブを動かそうとしてみてください。
雪平 (動かそうとしてみます)
関コーチ はい。今ですね、腕の力や肩の力で僕の手とか足を押そうとしましたよね。これが手打ちなんです。
これを、お腹、おしり、腰、おへそ。体幹部と言われている筋肉を使って体を右に向けようとしてみてください。
雪平 (体が右へしっかりと回転しました)
関コーチ そうです。この力でクラブが上がっていく感じですね。最初は手だけでクラブを上げていたのが、今は体を回転させながらクラブを上げる動きになっています。
雪平 なるほど。
【腕や手は体の回転についてくるだけ】
関コーチ そしてクラブを下ろす時も、体を回転させながら。ここで一番多いのは、やはり腕の力で下ろしてしまうことですね。
またインパクトでも、体の回転の力を使ってクラブを押してみてください。
雪平 腕はついてくるだけでいいんですね?
関コーチ スライスを直すレッスンの時にやった、フェースの向きを気にしながら、腕や手は体の回転についてくるだけです。
では、そのようにして打ってみてください。
雪平 はい!(力強いスイングでドライバーショットを打ちました)
関コーチ どうですか?
雪平 真っすぐ行ったんじゃないですか!? めちゃくちゃよかったです!
関コーチ しかも、飛距離がすごく伸びていますよ。体の回転スピードもキレも違いますし、ヘッドスピードもあって、インパクトの音の迫力が全然変わったと思います。
雪平 はい!
関コーチ トレーニングとかストレッチとかいりませんので、体幹を利用してスイングすることで、ヘッドスピードを飛躍的に上げられるということです。
雪平 体を回すということがすごく大事なんですね。
関コーチ よくゴルフでは「ショルダーターン」という言葉が使われますが、もうこれは30年前の理論です。今は「ボディーターン」です。
雪平 ボディーターン!
関コーチ 「肩を回せ」と「体幹を回せ」の違いということですね。
雪平 体幹が大事だということがよくわかりました。ありがとうございます。
雪平莉左
ゆきひら・りさ/1994年6月17日生まれ。愛知県出身。趣味:競馬、ゴルフ、映画鑑賞。特技:ダイビング、乗馬、いちごの大食い。
1st写真集『とろける。』が好評発売中。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira
関浩太郎
せき・こうたろう/1974年生まれ。カリフォルニアで最新スウィング、クラブ、トレーニング、メンタル理論を学びミニツアーを転戦。帰国後はクラブ職人に弟子入りしフィッティング理論、クラフト技術を習得。これまでのレッスン生は10.000人以上、リシャフト本数10.000本以上、クラブ&シャフト試打年間400本以上。SEKI GOLF CLUB目黒主宰。年間のベストスコアの達成者数は15年連続で100人以上。