テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初日の16日に男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク40位のJ・ドレイパー(イギリス)を7-5, 2-6, 6-4, 6…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初日の16日に男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク40位のJ・ドレイパー(イギリス)を7-5, 2-6, 6-4, 6-1で破り、7年連続17度目の初戦突破を果たした。試合後には「僕には勝利が必要で、今日一番大事なのはタフな相手に勝つことだった」と述べている。
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36歳のナダルは2023年シーズンの開幕戦、国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)にスペイン代表として出場。しかし、第1戦のイギリス戦では世界ランク14位のC・ノリー(イギリス)に、第2戦のオーストラリア戦では同24位のA・デ ミノー(オーストラリア)に、いずれも逆転負けを喫していた。
10年連続18度目の出場となるナダルは昨年、2009年以来13年ぶり2度目の優勝を飾り、大会連覇を狙う。この日、41本のウィナーを決め、ファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得したナダル。第1セットを先取するも第2セットは20歳のドレイパーがものにする。それでも第3・第4セットを連取したナダルが3時間41分の熱戦を制した。
試合後の会見でナダルは「よかったよ。タフな戦いだったけどミスをうまく受け入れることができた。試合中に少し浮き沈みがあることを受け入れるだけの謙虚さがあった。すべての失敗をポジティブに受け止めて、これから続けていく。それが僕のやり方。勝利は本当に助けになる。試合に勝つとよりリラックスできるし、より自信を持てるからね」とコメント。
また、父親となって初のグランドスラム出場については「僕の競技に対する考え方は父親であろうとなかろうと、あまり変わらない。僕は新しい家族が加わった人生を楽しんでいる。いつも子供たちが大好きだよ。人生の新しい瞬間を楽しむことができるのは、美しいことだね」と語っている。
勝利したナダルは2回戦で世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは1回戦で同49位のB・ナカシマ(アメリカ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-1), 1-6, 6-7 (10-12), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第10シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第15シードのJ・シナー(イタリア)、第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)らが初戦突破。また日本勢では第31シードの西岡良仁、世界ランク95位のダニエル太郎、同138位の綿貫陽介が2回戦に駒を進めている。
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