2023年1月16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は30日、男子テニスで元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)がワイルドカード(主催者推薦)で本戦から出場することを発表した。2…

2023年1月16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は30日、男子テニスで元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)がワイルドカード(主催者推薦)で本戦から出場することを発表した。
29歳のティームは昨年6月に負った右手首の負傷から、今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)で復帰を果たすも7大会連続で初戦敗退を喫するなど思うような復帰戦を飾れず。
しかし、夏ごろから徐々に調子を取り戻すと7月のスイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)で4強入り。その後、10月のヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)とヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)でもベスト4進出。一時は352位にまで落ちた世界ランキングもシーズン終了時には102位まで順位を上げている。
ティームが全豪オープンに出場するのは2021年以来2年ぶり9度目。最高成績は2020年大会であり、R・ナダル(スペイン)A・ズベレフ(ドイツ)らを下して決勝進出。決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)との激闘の末に4-6, 6-4, 6-2, 3-6, 4-6のフルセットで敗れ、準優勝となっている。
また、ティームの他に世界ランク123位のC・ユーバンクス(アメリカ)と同139位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)もワイルドカードを獲得している。