アルカラス、慈善家としての一面見せて地元団体に寄付世界ランク1位で19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)は、今年のUSオープンで履いていたシューズをチャリティーオークションに出品。ダウン症などをサ…

アルカラス、慈善家としての一面見せて地元団体に寄付

世界ランク1位で19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)は、今年のUSオープンで履いていたシューズをチャリティーオークションに出品。ダウン症などをサポートする団体に寄付した。

【画像】アルカラス、USオープン時に着用していたシューズにサインを入れて出品

「ASSIDO」は、1981年にアルカラスの出身地であるスペイン・ムルシアで設立され、ダウン症や知的障害を持つ人々の治療や支援、ケアなどを行っている団体。4月に同団体の大使を務めることとなったアルカラスは、9月に行われたUSオープン時に着用していたシューズに、サインを入れて片方ずつオークションに出品した。

オークションでは、2205ユーロ(約31万円)で落札。1足で4410ユーロ(約62万円)となり、その他にもサイン入りシューズと帽子が出品され、収益は同団体に寄付された。

団体のビクトル・マルティネス・ロペス会長は、「カルロス・アルカラスは、ダウン症や知的障害のある方々のライフプロジェクトを実現し、ASSIDOの価値を世界中に広め、ムルシアの人々への献身性を示した」とコメント。プロジェクトへの協力や団体の価値観を世界中に広めてくれたことに感謝した。

アルカラスにとって出品したシューズは、初めてグランドスラム初優勝を果たし、かつ史上最年少で世界ランク1位に立った時のもので大切なものに違いない。19歳ながら慈善活動にも熱心な一面を見せた。