2023年1月2日に、第99回東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)が開幕する。大会に先駆け、本記事では注目校について特集していく。後半となる今回は、シード5校の中央大学、創価大学、國學院大學、帝京大学、法政大学と、55年ぶり出場をつかんだ…
2023年1月2日に、第99回東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)が開幕する。大会に先駆け、本記事では注目校について特集していく。後半となる今回は、シード5校の中央大学、創価大学、國學院大學、帝京大学、法政大学と、55年ぶり出場をつかんだ立教大についてだ。
はじめに紹介するのは、出場校の中で最多となる14度の総合優勝を誇る中央大だ。中澤や3年生エース吉居大和を擁しながら、1年生が4人、2年生が3人エントリーする。また、吉居の弟である吉居駿恭もメンバーに名を連ねる。上級生の経験と下級生の勢いの融合、また兄弟でのタスキリレーにも注目が集まる。
98回大会で往路優勝を果たした創価大は、中心選手として長く活躍する島津がエースとして君臨する。留学生もフィリップ・ムルワとリーキー・カミナの二人がエントリーし、上位進出への起爆剤は揃っている。
國學院大は2年生エース平林を中心に挑む。昨年箱根を経験した伊地知、山本ら実力のあるメンバーが揃う。まずはシード権内を確実にしながら上位進出を狙う。
往路2位、総合9位をおさめた帝京大は、西脇や主将の北野が中心となってレースを展開し、往路優勝を手にしたい。
粘り強さでシードを勝ち取った法政大は、経験豊富な川上、中園、松本らが揃って4年生となる。少しでも上位を狙いながらシード権を確保するのが絶対条件だ。
加えて注目されるのが、55年ぶり28回目の出場となる立教大だ。エントリーに4年生はいないものの、中山ら実力のある選手を中心に、シード権争いに食い込みたい。
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なお、今年度も沿道での応援はマスクの着用とソーシャルディスタンスの確保、また、声を出しての応援も控えることが応援の必須条件だ。ルールを守った観戦やテレビ観戦で、第99回箱根駅伝を盛り上げよう。
2023年1月2日(月)、3日(火)両日あさ7時から生中継!8時号砲!