2023年1月2日に、第99回東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)が開幕する。大会に先駆け、本記事では注目校について特集していく。前半となる今回は、シード5校の青山学院大学、順天堂大学、駒澤大学、東洋大学、東京国際大学についてだ。 …

2023年1月2日に、第99回東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)が開幕する。大会に先駆け、本記事では注目校について特集していく。前半となる今回は、シード5校の青山学院大学、順天堂大学、駒澤大学、東洋大学、東京国際大学についてだ。

 まずは昨年大会総合優勝の青山学院大だ。岸本、近藤、中村、中倉や、1年生ながら箱根を経験した若林を中心に、実力のあるメンバーが並ぶ。抜きん出る総合力で、目下の総合優勝候補と言っていいだろう。

 続いて、昨年大躍進の2位につけた順天堂大は、出雲駅伝では5位、全日本駅伝では4位と好調だ。メンバーは16人中6人が4年生、3年生が4人。上級生の作った勢いに下級生が乗れれば、2007年の83回大会以来の総合優勝も見えてくる。

 57年連続57回目の出場となる駒澤大は、青山学院大に譲った総合優勝の奪還に挑む。全日本駅伝は三連覇を達成、出雲駅伝の優勝も手にし、大学駅伝三冠を手中にすべく挑む。エース格の田澤を中心に、実力は十分だ。

 昨年総合4位の東洋大は、往路では9位とスタートダッシュに苦しんだ。しかし今大会は主将である前田を中心としたメンバーで、94回、95回大会以来の往路優勝を狙いたい。

 東京国際大は、97回大会2区で区間賞を獲得したヴィンセントと、昨年3区を走った丹所が中心になるだろう。2大エースの活躍に注目だ。

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 なお、今年度も沿道での応援はマスクの着用とソーシャルディスタンスの確保、また、声を出しての応援も控えることが応援の必須条件だ。ルールを守った観戦やテレビ観戦で、第99回箱根駅伝を盛り上げよう。

2023年1月2日(月)、3日(火)両日あさ7時から生中継!8時号砲!

https://www.ntv.co.jp/hakone/