男子プロテニス協会のATPは22日、公式サイトで女子テニスのS・ウィリアムズ(アメリカ)やS・ハレプ(ルーマニア)といったスター選手を指導してきた名コーチ、パトリック・ムラトグルーを紹介。ムラトグルーは、世界ランク5位のN・ジョコビッチ(…

男子プロテニス協会のATPは22日、公式サイトで女子テニスのS・ウィリアムズ(アメリカ)S・ハレプ(ルーマニア)といったスター選手を指導してきた名コーチ、パトリック・ムラトグルーを紹介。ムラトグルーは、世界ランク5位のN・ジョコビッチ(セルビア)が男子ツアーのトップに立つ、そして彼がGOAT(the greatest of all time = 史上最高)と呼ばれる以前についてコメントしている。
ムラトグルーはR・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)がトップを争っていた頃、19歳のジョコビッチが登場した時を振り返った。
「ロジャー(フェデラー)とラファ(ナダル)という、世界の頂点に立つ2人がいた時期があった。彼らはすべてを勝ち取っていた。僕たちは皆、この時代を覚えている。当時のトップ10は皆、内心では“グランドスラムで勝つのは不可能だ、彼らには勝てないよ”と思っていた。彼らはあまりにも優れているからね」
「そして、ノヴァーク(ジョコビッチ)は19歳のときに現れた。初めて四大大会でロジャーと対戦したとき、彼は前日にインタビューを受けて、彼(フェデラー)を倒すと言った。記者たちが彼に手厳しかったのを覚えている。“彼は自分を何様だと思っているんだ”ってね。この男はただ自分を信じていた」
「その時の試合は勝てなかったけど、その後は彼らにたくさん勝って、世界1位になった。だから、これは本当に特別なことだと思う。多くの選手は自分自身を信じていないし、たとえどこかで信じたとしても、その信念はあまり強くない。だから、1回、2回、3回と壁にぶつかると信じることをやめてしまう」
ジョコビッチは来シーズン、1月1日に開幕する男子テニスのアデレード・インターナショナル1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)に出場予定。その後、16日開幕の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)へ戦いの場を移すこととなる。
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