テニスのエキシビションイベント「エアトリ HEAT JAPAN 2022」(MTSテニスアリーナ三鷹/室内ハード)が17日に2019年以来3年ぶりに開催され、綿貫陽介が登場。今シーズンを振り返り、来シーズンの目標を明かしている。このイベン…

テニスのエキシビションイベント「エアトリ HEAT JAPAN 2022」(MTSテニスアリーナ三鷹/室内ハード)が17日に2019年以来3年ぶりに開催され、綿貫陽介が登場。今シーズンを振り返り、来シーズンの目標を明かしている。
このイベントは日本を代表するトッププロが集結し、2日間にわたってコートの間近で熱戦を観ることができるもの。昨年と一昨年はコロナ禍のため開催できず、今年は3年ぶり。2022年を締めくくるのにふさわしいテニスイベントとなっている。
3年ぶりの開催となった同大会について綿貫は以下のように語った。
「実は前回大会に出場する予定だったんですけど、その時に怪我をしてしまって出られなかったんです。それで今回、またお声掛け頂いて是非出たいということで出場しました。オフシーズンに観客の皆さんの前で真剣勝負のエキシビションをする機会が中々ないのですごく楽しいですし、選手の皆も本気でやっているのですごくいい時間を過ごせています」
24歳の綿貫は今季、11月の横浜慶應チャレンジャー(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)で準優勝を果たすと同月の兵庫ノア・チャレンジャー2022(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)で3年ぶり2度目の大会制覇とともにチャレンジャー大会で2勝目を挙げた。
さらに翌週の四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)を初制覇。兵庫ノア・チャレンジャー2022と同様に決勝戦でF・フェレイラ・シルバ(ポルトガル)を破り、2週連続でチャレンジャー大会を制した。11月28日付の世界ランキングではキャリアハイの145位を記録している。
今季を振り返った綿貫は「怪我から復帰して今年はずっと調子が良かったんですけど、なかなか結果が出なかったり他の場所を怪我したりで気持ち的に耐えているような感じでした。でも、横浜チャレンジャーでポジティブな結果も出ましたし、プレーもすごい良かったです。決勝戦で負けた時は悔しくて、後の2大会では火が付いた気がします。本当にいい4週間でいいプレーができていたと思います」とコメント。
来シーズンに向けては「最初の大会はATPツアー大会に出場できなかったので、チャレンジャーからスタートします。その後は全豪オープンの予選になりますけど、できる限りATPの大会にどんどんチャレンジしていって少しでも上の舞台で戦えたらと思っています。今はキャリアハイの状態で、もっとランキングを上げるチャンスだと思います。トップ100に入っていくことと、グランドスラムの4大会で本戦に出場することが目標です」と語った。
今大会には綿貫の他に内山靖崇内田海智中川直樹が出場している。
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