国際テニス連盟のITFは１５日、男子テニスで世界ランク２位のＲ・ナダル（スペイン）が今シーズンのITF世界チャンピオンに選出されたことを発表した。今回が５度目の受賞となったナダル。７度の受賞で単独トップに立つＮ・ジョコビッチ（セルビア）、…

国際テニス連盟のITFは１５日、男子テニスで世界ランク２位のＲ・ナダル（スペイン）が今シーズンのITF世界チャンピオンに選出されたことを発表した。
今回が５度目の受賞となったナダル。７度の受賞で単独トップに立つＮ・ジョコビッチ（セルビア）、６度受賞しているＰ・サンプラス（アメリカ）に次いで３番目に多い受賞数となり、今年９月に現役を引退したＲ・フェデラー（スイス）と並ぶこととなった。
ITFは公式サイトにナダルのコメントを掲載しており「５度目のITF世界チャンピオンになれて、とてもうれしい。２００８年に初めて受賞したとき、１４年後の今もこれほど高いレベルでプレーしているとは思ってもいなかった」と語った。
「全豪オープンで２度目の優勝を果たし、もちろん全仏オープンでも優勝できたことは、本当に特別なことだった。チームと世界中のファンのサポートに本当に感謝しているし、来シーズンがすでに楽しみだよ」
ナダルは２０２１年シーズン後半から負傷離脱し今年１月に復帰を果たしたものの、１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では決勝でＤ・メドベージェフを逆転で下し四大大会２１度目の優勝を達成。全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）ではＣ・ルード（ノルウェー）を破り、２２度目のグランドスラム制覇を成し遂げた。
また、四大大会以外でも１月のメルボルン・サマーセット（オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250）と２月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）で優勝しており、今年はマッチ３９勝８敗で終えた。
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