こんにちは!パラスポデザインカレッジ(以下PDC)の星総です。 11月15日にPDCメンバー9人で「車いすバスケ体験会」に参加してきました。 講師を務めるのは車いすバスケチーム「NO EXCUSE」に所属する香西宏昭選手含む4名の選…

こんにちは!パラスポデザインカレッジ(以下PDC)の星総です。

11月15日にPDCメンバー9人で「車いすバスケ体験会」に参加してきました。
講師を務めるのは車いすバスケチーム「NO EXCUSE」に所属する香西宏昭選手含む4名の選手で、日本代表選手を前にワクワクでした。

▲有明アリーナの体験会会場

~体験会の流れ~

①   ルール理解

サントリーホールディングス株式会社がyoutube上で公開している、初心者に向けたルール説明動画を視聴しました!
 一般のバスケットボール競技との違いは「トラベリング」「ダブルドリブル」「選手とチームの持ち点」の3つでした。

詳しくは以下の動画を参照
https://youtu.be/5dkVnqEVtj8

▲PDCポーズをとるPDCメンバーたち

②   ウォーミングアップ(ボールなし)

実際に車いすに乗って「NO EXCUSE」の選手に「走る・回る・止まる」の基本的な動作を教えてもらいました。
車いすの車輪を押して回すことをプッシュと呼び、まっすぐ進むには左右の車輪に同じ力を加えないといけないのでそれすらも難しいです。
慣れない車いす操作にメンバーの戸惑う様子が見えましたが、自分で思考しながらわかりやすい指導でなんとか動けるようになりました!

③   ウォーミングアップ(ボールあり)

パス&リターンからのランニングシュートを教えてもらいました。
流れとしては
1.選手にパスを出す
2.ゴールに向かってプッシュ
3.ゴールに近づいたら「はい!」と大きな声でボールを呼び、パスを受けてシュート
車いすに座っているのでゴールの位置も高く、加えて足の反動も使えないので女性メンバーはまずシュートが届かず苦戦していましたが入ったときの喜びも大きかったです!

④   紅白戦

紅・白チームにそれぞれPDCメンバーが分かれ、そこに選手の方たちも参加して試合を行いました。
ここまでの体験会で学んだ車いす操作の技術や、車いすバスケのルールを用いた総仕上げです。
紅・白チーム全員で1つの円になり、PDCポーズで気合を入れて試合がスタートしました。
選手が混じって試合を行うことで、私たちと選手が持つ技術やスピードの違いをはっきりと感じることができました。
試合の中では、選手の方がPDCメンバーにシュートチャンスを作ってくださり、全員が本当に笑顔で車いすバスケを楽しむことができました。
以上の流れで体験会は終了し、選手の方たちは参加者とハイタッチをして退場しました。
 最後に、「NO EXCUSE」の選手の方はじめ、今回の体験会を開催するにあたって尽力してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

▲紅白チームに別れたPDCメンバーたち

感想

体験前
車いすバスケは初体験でした。とは言え、バスケットボール経験者の私ならできるだろうと思っていました。

体験後
車いすを操作してみて初めてわかる難しさがあり、試合の中で1番印象に残っているのが「NO EXCUSE」の選手の方たちとのスピードの違いです。日々の練習で培われた筋力がスピードの鍵なのかなと思いました。

まとめ
選手と一緒に車いすバスケをするという貴重な体験ができて本当に参加できてよかったです。ここで学んだ難しさや楽しさといった車いすバスケの魅力をもっともっと発信していきたいと思います!
体験会後にはPDCメンバーで食事をしてさらに仲を深めることができた素敵な1日でした。

▲体験会後の帰り道の様子