◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(21日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70) アマチュアの杉浦悠太が5バーディ、1ボギーで2日目のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。首位と3打差の通算3アンダー4…

ベストスコア「66」をマーク

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(21日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)

アマチュアの杉浦悠太が5バーディ、1ボギーで2日目のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。首位と3打差の通算3アンダー4位につけて決勝ラウンドに進んだ。

「71」で1オーバー32位とまずまずのスタートを切った初日、同じくアマの蝉川泰果(東北福祉大)が「64」で一気に飛び出した。「本当にすごい。ビックリした」と衝撃を受けつつ「アマチュアがこれだけ上位で活躍している。自分もうまくいけば上位に…」とモチベーションに変えていけるのが同年代ならでは。2日目の好スコアを呼び込んだ。

3日目は同じアマチュアの蝉川泰果と回る

一日で大きく変わったのは意識の部分。「きのうもショットは良かったけど、まだOBにビビって大きく逃げたりもした」と振り返る。フォローになるホールでは深く密集したラフまで突き抜けるケースなどを警戒して1Wを3Wに持ち替え、あとは曲がることを恐れず振り切る。フェアウェイを外したのは右のバンカーに入れた11番だけだった。

「初日に出遅れた分は巻き返せたのかなと思います」という言葉通り蝉川らトップグループとの差を縮め、3日目はアマ2人で最終組の1つ前を回ることになった。「去年のフジサンケイで(最終日)最終組の1つ前は経験している。プレー自体が小さくなっちゃうという感じだった。最後まで伸ばさないと優勝できないので、どんどん攻めていこうかなと思う」。実力、メンタル、経験値がそろい、偶然ではない好位置で週末に臨む。(兵庫県三木市/亀山泰宏)