ソフトバンク―中日 8回無死、ゲレーロが左中間にこの試合2本目となる本塁打を放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】 中日が5対1で福岡ソフトバンクに快勝した。 初回、中日は福岡ソフトバンクの先発・中田に対し、先頭の大島から荒木、藤井の…

ソフトバンク―中日 8回無死、ゲレーロが左中間にこの試合2本目となる本塁打を放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 中日が5対1で福岡ソフトバンクに快勝した。

 初回、中日は福岡ソフトバンクの先発・中田に対し、先頭の大島から荒木、藤井の3連打であっさりと1点を先制。4回にはゲレーロが4試合連続となる13号ソロを放って1点を追加した。さらに6回にも無死1、2塁からゲレーロがタイムリーを放って中田をマウンド上から引きずり下ろすと、2番手・飯田から代打・福田が犠牲フライを打って4点目。ゲレーロは8回にも、この日2本目の14号ソロを放ち、この日3安打3打点で、この3連戦で4本塁打の大暴れを見せた。

 中日の先発・鈴木は、初回から福岡ソフトバンク打線に的を絞らせず、4回までに許したヒットはわずかに2本。5回に1死1、3塁のピンチを招くも、相手のセーフティスクイズを落ち着いて処理して三塁走者を挟殺。なおも続く2死2、3塁の場面も川﨑から見逃し三振を奪って切り抜けた。6回に柳田に豪快なソロ本塁打を許したが失点はこれだけ。8試合連続2ケタ安打を続けていた打線を8回途中まで6安打に抑えて3勝目をマークした。

 一方の福岡ソフトバンクは、先発の中田が5回0/3を4失点で自身3連敗での今季5敗目。体の突っ込みを修正して臨んだ古巣対決でも結果を残せなかった。なお、福岡ソフトバンクはこの日パ・リーグで唯一の敗北チームとなる“独り負け”。これは2013年以来4年ぶりのこととなった。