オリックス―ヤクルト ヤクルトに競り勝ち、喜ぶオリックスの安達(手前左)と駿太=京セラドーム【写真提供:共同通信社】 オリックスが接戦をものにし、3対2で東京ヤクルトに勝利。交流戦3連勝スタートを飾った。 ディクソンと由規の投げ合いで始まっ…

オリックス―ヤクルト ヤクルトに競り勝ち、喜ぶオリックスの安達(手前左)と駿太=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスが接戦をものにし、3対2で東京ヤクルトに勝利。交流戦3連勝スタートを飾った。

 ディクソンと由規の投げ合いで始まった一戦。1回表に東京ヤクルトがバレンティンの8号ソロで1点を先制するも、その裏にオリックスがすぐさまロメロのタイムリーで同点に追い付く展開。4回表に東京ヤクルトが大松のタイムリーで勝ち越したが、1対2で迎えた6回裏に、それまで好投を続けていた由規を攻め、小谷野のヒットと2死からのT‐岡田、中島の連続四球で満塁とすると、駿太も押し出し四球を選んで同点。ここで代わった2番手・平井から、安達も押し出し四球を選んで勝ち越し点をもぎとった。

 先発のディクソンは、2点こそ失ったが序盤から抜群のコントロールで試合を作り、6回無死からは4者連続三振をマーク。7回を4安打2失点、無四球6奪三振の好投で自身4月25日以来の5勝目。5月は4試合に登板して0勝3敗と不振が続いた助っ人右腕が、6月最初の試合で完全復活をアピールした。

 一方、敗れた東京ヤクルトは3連敗でリーグ最速の30敗目。打順の入れ換えが奏功して先手を打ったが、由規が6回途中5安打3失点とリードを守り切れず。この日1番に起用された山田が4打数無安打2三振と抑え込まれたのが痛かった。